2015年11月18日
No.096:高張糖液(其ノ壱)
ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・
資料No.096:高張糖液(其ノ壱)

品名 : 高張糖液
製造 : 武田薬品工業株式会社
管理 : 陸軍衛生材料廠
分類 : 陸軍衛生材料(Liquor Glucosi sterilisatus.)
年代 : 昭和19年(1944年)4月14日
定価 : 支給品
寸法 : 17.5×10.5×4.4cm
個数 : 4箱
資料No.096:高張糖液(其ノ壱)
品名 : 高張糖液
製造 : 武田薬品工業株式会社
管理 : 陸軍衛生材料廠
分類 : 陸軍衛生材料(Liquor Glucosi sterilisatus.)
年代 : 昭和19年(1944年)4月14日
定価 : 支給品
寸法 : 17.5×10.5×4.4cm
個数 : 4箱
兵隊さんの栄養補給に最適、「高張糖液」です。
「高張糖液」は現在で言うところの「ブドウ糖注射液」だと思います。
「ブドウ糖注射液」は栄養補給・水分補給、その他の注射液の希釈に使用するようです。
製造元の「武田薬品工業」の沿革は以下の通り。
天明元年(1781年)
「初代近江屋長兵衛」が大阪道修町に薬種仲買商店「近江屋長兵衛商店」を創業。
詳細時期不明
「武田長兵衛商店」と商号変更。
大正14年(1925年)
「株式会社武田長兵衛商店」を設立。
昭和18年(1943年)
「武田薬品工業株式会社」に社名変更。
管理元の「陸軍衛生材料廠」の沿革については詳細不明。
日本陸軍が使用する医療品を製造・調達・管理していた部署だと思います。
「本廠」「支廠」「出張所」などと言う表記を見かけますので、日本各地に存在したのでしょう。
東京都世田谷区にあった「本廠」跡には昭和21年に「国立衛生試験所」が移転。
「国立衛生試験所」は平成9年に「国立医薬品食品衛生研究所」へと改組され現在も同地にあります。
一般の薬品類の規格が品質規格書「日本薬局方」に基づいているのに対し、
「陸軍衛生材料廠」管理の薬品類の規格は「陸軍薬局方」に基づいている。
外箱

毎度おなじみ武骨で味気ない官給品・・・ですがそれが良い。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
戦時中にも係わらず、横書きの文字が現在と同じ左から右に書かれています。
何故か「陸軍衛生材料」は、当時主流だった右から左に書く「右書きモノ」ではないのです。
「武田薬品工業」名義ですので、昭和18年以降の品であると判断出来ます。
軍用品ですので、戦前の品であると判断出来ます。
「昭和19年4月」と「19. 4. 14.」のスタンプが押されているので、
この品が昭和19年4月14日に製造されたと判断出来ますね。
中身

紙製の緩衝材に包まれたアンプルが5本とアンプルを切る為の「アンプカット」が入っています。
品名などの情報は直接アンプルに印字されています。
本来「ブドウ糖注射液」は無色透明なのですが、こちらは黄色をしていますね。
どうやらビタミン類を添加したものはこのような色になるようです。
アンプカット

付属の「アンプカット」です。
「高張糖液」自体は「武田工業」名義の昭和19年製ですが、
「アンプカット」は「武田長兵衛商店」名義なので昭和18年以前の在庫品と言うことになります。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
最近はタブレット状のブドウ糖がありますね。
あれを食べると何だかエネルギーが出る・・・気になります。フラシーボ効果ですかね?
いや、実際にエネルギーチャージは出来るからフラシーボ効果とは言わないかもしれませんね。
【関連リンク】
武田薬品工業ホームページ
武田薬品工業 - Wikipedia
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
「高張糖液」は現在で言うところの「ブドウ糖注射液」だと思います。
「ブドウ糖注射液」は栄養補給・水分補給、その他の注射液の希釈に使用するようです。
製造元の「武田薬品工業」の沿革は以下の通り。
天明元年(1781年)
「初代近江屋長兵衛」が大阪道修町に薬種仲買商店「近江屋長兵衛商店」を創業。
詳細時期不明
「武田長兵衛商店」と商号変更。
大正14年(1925年)
「株式会社武田長兵衛商店」を設立。
昭和18年(1943年)
「武田薬品工業株式会社」に社名変更。
管理元の「陸軍衛生材料廠」の沿革については詳細不明。
日本陸軍が使用する医療品を製造・調達・管理していた部署だと思います。
「本廠」「支廠」「出張所」などと言う表記を見かけますので、日本各地に存在したのでしょう。
東京都世田谷区にあった「本廠」跡には昭和21年に「国立衛生試験所」が移転。
「国立衛生試験所」は平成9年に「国立医薬品食品衛生研究所」へと改組され現在も同地にあります。
一般の薬品類の規格が品質規格書「日本薬局方」に基づいているのに対し、
「陸軍衛生材料廠」管理の薬品類の規格は「陸軍薬局方」に基づいている。
外箱
毎度おなじみ武骨で味気ない官給品・・・ですがそれが良い。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
戦時中にも係わらず、横書きの文字が現在と同じ左から右に書かれています。
何故か「陸軍衛生材料」は、当時主流だった右から左に書く「右書きモノ」ではないのです。
「武田薬品工業」名義ですので、昭和18年以降の品であると判断出来ます。
軍用品ですので、戦前の品であると判断出来ます。
「昭和19年4月」と「19. 4. 14.」のスタンプが押されているので、
この品が昭和19年4月14日に製造されたと判断出来ますね。
中身
紙製の緩衝材に包まれたアンプルが5本とアンプルを切る為の「アンプカット」が入っています。
品名などの情報は直接アンプルに印字されています。
本来「ブドウ糖注射液」は無色透明なのですが、こちらは黄色をしていますね。
どうやらビタミン類を添加したものはこのような色になるようです。
アンプカット
付属の「アンプカット」です。
「高張糖液」自体は「武田工業」名義の昭和19年製ですが、
「アンプカット」は「武田長兵衛商店」名義なので昭和18年以前の在庫品と言うことになります。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
最近はタブレット状のブドウ糖がありますね。
あれを食べると何だかエネルギーが出る・・・気になります。フラシーボ効果ですかね?
いや、実際にエネルギーチャージは出来るからフラシーボ効果とは言わないかもしれませんね。
【関連リンク】
武田薬品工業ホームページ
武田薬品工業 - Wikipedia
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
Posted by パイル二等兵 at 12:00│Comments(0)
│陸軍衛生材料