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2024年03月27日

No.165:歯痛の一服

ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・


資料No.165:歯痛の一服
No.165:歯痛の一服
   品名 : 歯痛の一服
   製造 : 菊屋薬局
   分類 : 鎮痛剤
   年代 : 大正15年〜昭和15年(1926~1940年)
   定価 : 20銭 不明(値札は)
   寸法 : 11.8×8.7cm
   個数 : 1個

「菊屋薬局」の「歯痛の一服」です。

歯痛、肩こりなどに効く鎮痛剤のようです。

成分表が載っていないので、薬品としての詳細は不明です。


製造元の「菊屋薬局」の沿革については詳細不明。
薬剤師の「大箸政平」氏についても詳細は不明ですが、「株式会社天龍川銀行」の頭取で、
地元の政治家でもあった「大箸五郎作」氏の次男かもしれません。



外袋
No.165:歯痛の一服
No.165:歯痛の一服
静岡の製薬会社だけあって、雲のかかる富士山がデザインされいています。


漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。

横書き文字が右から左に書かれている、いわゆる「右書きモノ」ですので、
戦前~戦後直後の品であると推測出来ます。

住所の「中泉町」は昭和15年に合併により廃止された町名なので、
昭和15年以前の品であると判断出来ます。

収入印紙が貼られていませんので、大正15年以降の品であると判断出来ます。

価格単位が「銭」となっていますので、昭和28年以前の品であると判断出来ます。

「価格統制品」マークが押されていませんので、昭和15~21年以外の品であると判断できます。
また戦前の雰囲気を感じますので、昭和15年以前の品であると推測できます。

以上のことから、この品が大正15年〜昭和15年に製造されたと判断出来ますね。



残念ながら未開封品の為、中身をご紹介することが出来ません。



この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。

それでは、またのお越しを・・・



【室長日誌】
 歯痛は鎮痛剤で誤魔化さずに、ちゃんと歯医者さんで治療することをお勧めします。


【当資料室の注意事項】
 ●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
 ●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
 ●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
 ●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
 ●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
 ●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。


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