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2023年04月09日

No.161:下り腹一切妙薬

ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・


資料No.161:下り腹一切妙薬
No.161:下り腹一切妙薬
   品名 : 下り腹一切妙薬
   製造 : 本舗 新開堂 杉森孫作
   分類 : 胃腸薬(下り腹痛み腹の良剤)
   年代 : 昭和21~28年(1946~1953年)
   定価 : 1円80銭(7日分)
   寸法 : 12.4×8.5×2.1cm ※外箱
   個数 : 1個

杉村家伝統の「下り腹一切妙薬」です。

詳細不明ですが、よくある地方の伝統薬系のものだと思います。
「下り腹」とは「腹下し」のことでしょう。


製造元の「新開堂」「杉森孫作」の沿革については詳細不明。



外箱
No.161:下り腹一切妙薬
No.161:下り腹一切妙薬
いかにも地方の伝統薬っぽいデザインですね。


漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。

横書き文字が右から左に書かれている、いわゆる「右書きモノ」ですので、
戦前~戦後直後の品であると推測出来ます。

収入印紙が貼られていませんので、大正15年以降の品であると判断出来ます。

価格単位が「銭」となっていますので、昭和28年以前の品であると判断出来ます。

「内務省免許」の文字がありますので、明治6年~昭和22年の品であると推測できますが、
昭和22年以降も箱のデザインとして使用している可能性があるので定かではありません。

「価格統制品」マークが押されていませんので、昭和15~21年以外の品であると判断できます。
また定価のから戦後のようなので、昭和21年以降の品であると推測できます。

以上のことから、この品が昭和21~28年に製造されたと判断出来ますね。



中身
No.161:下り腹一切妙薬
紙に包まれた丸薬と簡単な説明書が入っています。



この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。

それでは、またのお越しを・・・



【室長日誌】
 最近はコレクションが増えていませんが、紹介しきれていない在庫がまだまだあるので、
 のんびり収集していこうと思います。


【当資料室の注意事項】
 ●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
 ●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
 ●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
 ●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
 ●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
 ●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。


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この記事へのコメント
こんにちは。
このブログは更新されないのでしょうか?
とても羨ましい品々をお持ちですね。。
Posted by ねずみ講 at 2024年02月10日 02:23
◉ねずみ講様

ブログ訪問並びにコメントありがとうございます!

何かと忙しく、放置がちで申し訳ございません。
3月くらいには諸々落ち着いてブログ更新で来ると思いますので、
しばらくお待ちくださいm(._.)m
Posted by パイル二等兵パイル二等兵 at 2024年02月11日 00:12
 
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    コメント(2)