2014年01月05日
No.085:ハッピー(日本専売公社・10本入)
ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・
資料No.085:ハッピー(日本専売公社・10本入)
品名 : ハッピー
製造 : 日本専売公社
分類 : タバコ(両切りたばこ)
年代 : 昭和24~32年(1949~1957年)
定価 : 不明(10本入)
寸法 : 7×3.8×1.5cm
個数 : 36個
資料No.085:ハッピー(日本専売公社・10本入)
品名 : ハッピー
製造 : 日本専売公社
分類 : タバコ(両切りたばこ)
年代 : 昭和24~32年(1949~1957年)
定価 : 不明(10本入)
寸法 : 7×3.8×1.5cm
個数 : 36個
新春に何となくふさわしい気がする、「ハッピー」です。
新年早々、薬じゃないですね・・・
「ハッピー」は昭和23年(1948年)、「専売局」時代に誕生した両切りタバコ。
理由は不明ですが昭和32年(1957年)に製造終了となっています。
文学作品等に登場することもなく、あまり有名な銘柄ではないと思います。
月桂樹をデザインしたパッケージは何度か微妙に変更されているもよう。
「ハッピー」には専売制以前に「インペリアルタバコ株式会社」より発売されていた、
初代「ハッピー」と言える銘柄が存在します。
検索しても当時のポスターしか見つからず、初代「ハッピー」がいかなるものだったのかは不明・・・
製造元の「日本専売公社」の沿革は以下の通り。
明治30年(1897年)
葉タバコの専売に先駆けて、「大蔵省」が管轄する「葉煙草専売所」を全国61箇所に設置。
明治31年(1898年)
政府が1月1日から葉タバコの専売を開始。
明治31年(1898年)
「大蔵省」の外局として「葉煙草専売所」を管轄する「専売局」を設置。
明治32年(1899年)
「葉煙草専売所」が廃止、それに代わり「専売支局」を全国56箇所に設置。
明治37年(1904年)
政府がタバコ製造の専売を開始、それに伴い「専売局」を「煙草専売局」に改組。
明治40年(1907年)
「煙草専売局」「樟脳事務局」「塩務局」を統合、新たに「専売局」を設置。
昭和24年(1949年)
「専売局」は「大蔵省」から分離独立し、「日本専売公社」が発足。
昭和60年(1985年)
「日本専売公社」は「日本たばこ産業株式会社」に専売権を継承させ解散。
外箱
パッケージは公募で選ばれた「福田杜子夫(ふくだとしお)」さんの作品で月桂樹をデザイン化したもの。
「福田杜子夫」さんは本の挿絵を描いていたプロの方のようです。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
「日本専売公社」名義ですので、昭和24~60年の品であると判断出来ます。
「ハッピー」の生産期間から、昭和23~32年の品であると判断出来ます。
以上のことから、この品が昭和24~32年に製造されたと判断出来ますね。
当方所有の「ハッピー」の中に微妙に風合いの違う2種類(画像右と左)が存在します。
製造工場の違いか?それとも製造年の違いか? ・・・今のところ理由は不明です。
残念ながら未開封品の為、中身をご紹介することが出来ません。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
本年も陽の当たらない場所で細々と記事をUPしていきますので、
興味のある方は覗きに来てくださいね。
・・・興味のない方はこのブログの存在を忘れて下さい(笑)
2014年も皆様が薬に頼らず健康で過ごせますように。
【関連リンク】
JTホームページ
日本専売公社 - Wikipedia
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
新年早々、薬じゃないですね・・・
「ハッピー」は昭和23年(1948年)、「専売局」時代に誕生した両切りタバコ。
理由は不明ですが昭和32年(1957年)に製造終了となっています。
文学作品等に登場することもなく、あまり有名な銘柄ではないと思います。
月桂樹をデザインしたパッケージは何度か微妙に変更されているもよう。
「ハッピー」には専売制以前に「インペリアルタバコ株式会社」より発売されていた、
初代「ハッピー」と言える銘柄が存在します。
検索しても当時のポスターしか見つからず、初代「ハッピー」がいかなるものだったのかは不明・・・
製造元の「日本専売公社」の沿革は以下の通り。
明治30年(1897年)
葉タバコの専売に先駆けて、「大蔵省」が管轄する「葉煙草専売所」を全国61箇所に設置。
明治31年(1898年)
政府が1月1日から葉タバコの専売を開始。
明治31年(1898年)
「大蔵省」の外局として「葉煙草専売所」を管轄する「専売局」を設置。
明治32年(1899年)
「葉煙草専売所」が廃止、それに代わり「専売支局」を全国56箇所に設置。
明治37年(1904年)
政府がタバコ製造の専売を開始、それに伴い「専売局」を「煙草専売局」に改組。
明治40年(1907年)
「煙草専売局」「樟脳事務局」「塩務局」を統合、新たに「専売局」を設置。
昭和24年(1949年)
「専売局」は「大蔵省」から分離独立し、「日本専売公社」が発足。
昭和60年(1985年)
「日本専売公社」は「日本たばこ産業株式会社」に専売権を継承させ解散。
外箱
パッケージは公募で選ばれた「福田杜子夫(ふくだとしお)」さんの作品で月桂樹をデザイン化したもの。
「福田杜子夫」さんは本の挿絵を描いていたプロの方のようです。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
「日本専売公社」名義ですので、昭和24~60年の品であると判断出来ます。
「ハッピー」の生産期間から、昭和23~32年の品であると判断出来ます。
以上のことから、この品が昭和24~32年に製造されたと判断出来ますね。
当方所有の「ハッピー」の中に微妙に風合いの違う2種類(画像右と左)が存在します。
製造工場の違いか?それとも製造年の違いか? ・・・今のところ理由は不明です。
残念ながら未開封品の為、中身をご紹介することが出来ません。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
本年も陽の当たらない場所で細々と記事をUPしていきますので、
興味のある方は覗きに来てくださいね。
・・・興味のない方はこのブログの存在を忘れて下さい(笑)
2014年も皆様が薬に頼らず健康で過ごせますように。
【関連リンク】
JTホームページ
日本専売公社 - Wikipedia
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
No.107:ハッピー(専売局・20本入)
No.101:ハッピー(専売局・10本入)
No.084:手巻用巻紙
No.074:ゴールデンバット(名古屋汎太平洋平和博覧会記念)
No.055:御賜煙草
No.047:敷島
No.101:ハッピー(専売局・10本入)
No.084:手巻用巻紙
No.074:ゴールデンバット(名古屋汎太平洋平和博覧会記念)
No.055:御賜煙草
No.047:敷島
Posted by パイル二等兵 at 12:00│Comments(0)
│タバコ