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2017年08月01日

No.113:道原薬

ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・


資料No.113:道原薬
No.113:道原薬
   品名 : 道原薬
   製造 : 本舗 小長谷庄左エ門
   販売 : 道原薬販売部
   分類 : 内服薬(腹養丸)
   年代 : 大正15年~昭和15年(1926~1940年)
   定価 : 1円40銭(17日分) / 2円60銭(35日分)
   寸法 : 10.3×7.2×3.3cm(17日分) / 13.3×8.6×3.3cm(35日分) ※外箱
   個数 : 8個(17日分) / 5個(35日分)

「何病ともわからずぶらぶら煩う」のに効く「道原薬」です。

貧血から痰まで幅広い効能を持つ謎の薬・・・


製造元の「本舗 小長谷庄左エ門」、販売元の「道原薬販売部」の沿革については詳細不明。



外箱
No.113:道原薬
No.113:道原薬
伝統薬っぽいデザインですね。 17日分と35日分の2つのタイプがあります。


漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。

横書き文字が右から左に書かれている、いわゆる「右書きモノ」ですので、
戦前~戦後直後の品であると推測出来ます。

収入印紙が貼られていませんので、大正15年以降の品であると判断出来ます。

価格単位が「銭」となっていますので、昭和28年以前の品であると判断出来ます。

「価格統制品」マークが押されていませんので、昭和15~21年以外の品であると判断できます。
また戦前の雰囲気を感じますので、昭和15年以前の品であると推測できます。

以上のことから、この品がに大正15年~昭和15年製造されたと判断出来ますね。



中身
No.113:道原薬
包み紙に入った粉薬がぎっしり詰まっていますね。



この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。

それでは、またのお越しを・・・



【室長日誌】
 今回で撮り溜めていた画像が底を尽きたので、新たに画像を撮らないといけません。
 なので次の更新は多少先になる可能性大です。


【当資料室の注意事項】
 ●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
 ●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
 ●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
 ●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
 ●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
 ●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。


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Posted by パイル二等兵 at 12:00│Comments(0)内服薬
 
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