2015年02月27日
No.094:デシチン軟膏
ようこそ大日本衛生資料室へ。 本日ご紹介する資料はコチラ・・・
資料No.094:デシチン軟膏

品名 : デシチン軟膏
製造 : 不明
管理 : 陸軍衛生材料廠
分類 : 陸軍衛生材料(癒創膏)
年代 : 昭和14年(1939年)11月
定価 : 支給品
寸法 : 10×8.9×8.9cm
個数 : 2個
資料No.094:デシチン軟膏
品名 : デシチン軟膏
製造 : 不明
管理 : 陸軍衛生材料廠
分類 : 陸軍衛生材料(癒創膏)
年代 : 昭和14年(1939年)11月
定価 : 支給品
寸法 : 10×8.9×8.9cm
個数 : 2個
兵隊さんのかぶれを治す「デシチン軟膏」です。
「デシチン軟膏」とはおむつかぶれの軟膏のようですが、
日本陸軍では何の目的で使われていたのでしょうか?
単にかぶれに使っていたのでしょうかね?
「デシチン」はドイツの製薬会社もしくは商品名のようです。
「メンソレータム社」が出す「メンソレータム」みたいなものですかね?
【2017年4月29日追記】 情報提供:移動野戦病院殿
インターネットで「戦前の医薬品の広告」と検索するとデシチンと言う広告が出て来ます。
それを参考にして解説をしたら良いと思います。デシチン療法そのままです。
こちらはかなり前から当時の文献や資料等でこの物質を知っていましたが、
内容が難しくなるのでコメントしませんでした。
当時この成分を入れて製薬会社がデシチン軟膏を製造したのでしよう。
そして効能効果が優れているので当時の陸軍が採用した。
これからも新しいレトロな薬の更新作業を期待しています。
この広告によりますと「デシチン」はベルリンにある「デシチン製薬会社日本学術部」で製造され、
「田辺商店」が販売していたもよう。
「デシチン」は創部の細胞を活性化し、白血球の免疫力を高めて治すそうです。
従来の治療法の1/2~1/3の機関で治ると謳ってます・・・ホントですかね?
管理元の「陸軍衛生材料廠」の沿革については詳細不明。
日本陸軍が使用する医療品を製造・調達・管理していた部署だと思います。
「本廠」「支廠」「出張所」などと言う表記を見かけますので、日本各地に存在したのでしょう。
東京都世田谷区にあった「本廠」跡には昭和21年に「国立衛生試験所」が移転。
「国立衛生試験所」は平成9年に「国立医薬品食品衛生研究所」へと改組され現在も同地にあります。
一般の薬品類の規格が品質規格書「日本薬局方」に基づいているのに対し、
「陸軍衛生材料廠」管理の薬品類の規格は「陸軍薬局方」に基づいている。
外箱袋

軍用品らしい質実剛健な雰囲気ですが、ロゴが紙箱入りのものとは違い少しデザインチックですね。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
戦時中にも係わらず、横書きの文字が現在と同じ左から右に書かれています。
何故か「陸軍衛生材料」は、当時主流だった右から左に書く「右書きモノ」ではないのです。
軍用品ですので、戦前の品であると判断出来ます。
裏面

陸軍を表す山型マークと「昭和14年11月」のスタンプが押されているので、
この品が昭和14年11月に製造されたと判断出来ますね。
残念ながら未開封品の為、中身をご紹介することが出来ません。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
缶入りのものは比較的珍しいのではないでしょうか?
【旧コメント欄】
インターネットで「戦前の医薬品の広告」と検索するとデシチンと言う広告が出て来ます。
それを参考にして解説をしたら良いと思います。デシチン療法そのままです。
こちらはかなり前から当時の文献や資料等でこの物質を知っていましたが、
内容が難しくなるのでコメントしませんでした。
当時この成分を入れて製薬会社がデシチン軟膏を製造したのでしよう。
そして効能効果が優れているので当時の陸軍が採用した。
これからも新しいレトロな薬の更新作業を期待しています。
Posted by 移動野戦病院 at 2015年03月20日 21:54
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
「デシチン軟膏」とはおむつかぶれの軟膏のようですが、
日本陸軍では何の目的で使われていたのでしょうか?
単にかぶれに使っていたのでしょうかね?
「デシチン」はドイツの製薬会社もしくは商品名のようです。
「メンソレータム社」が出す「メンソレータム」みたいなものですかね?
【2017年4月29日追記】 情報提供:移動野戦病院殿
インターネットで「戦前の医薬品の広告」と検索するとデシチンと言う広告が出て来ます。
それを参考にして解説をしたら良いと思います。デシチン療法そのままです。
こちらはかなり前から当時の文献や資料等でこの物質を知っていましたが、
内容が難しくなるのでコメントしませんでした。
当時この成分を入れて製薬会社がデシチン軟膏を製造したのでしよう。
そして効能効果が優れているので当時の陸軍が採用した。
これからも新しいレトロな薬の更新作業を期待しています。
この広告によりますと「デシチン」はベルリンにある「デシチン製薬会社日本学術部」で製造され、
「田辺商店」が販売していたもよう。
「デシチン」は創部の細胞を活性化し、白血球の免疫力を高めて治すそうです。
従来の治療法の1/2~1/3の機関で治ると謳ってます・・・ホントですかね?
管理元の「陸軍衛生材料廠」の沿革については詳細不明。
日本陸軍が使用する医療品を製造・調達・管理していた部署だと思います。
「本廠」「支廠」「出張所」などと言う表記を見かけますので、日本各地に存在したのでしょう。
東京都世田谷区にあった「本廠」跡には昭和21年に「国立衛生試験所」が移転。
「国立衛生試験所」は平成9年に「国立医薬品食品衛生研究所」へと改組され現在も同地にあります。
一般の薬品類の規格が品質規格書「日本薬局方」に基づいているのに対し、
「陸軍衛生材料廠」管理の薬品類の規格は「陸軍薬局方」に基づいている。
外箱袋
軍用品らしい質実剛健な雰囲気ですが、ロゴが紙箱入りのものとは違い少しデザインチックですね。
漢字が「旧字体」で書かれている、いわゆる「旧字体モノ」ですので、
昭和30年以前の品であると推測出来ます。
戦時中にも係わらず、横書きの文字が現在と同じ左から右に書かれています。
何故か「陸軍衛生材料」は、当時主流だった右から左に書く「右書きモノ」ではないのです。
軍用品ですので、戦前の品であると判断出来ます。
裏面
陸軍を表す山型マークと「昭和14年11月」のスタンプが押されているので、
この品が昭和14年11月に製造されたと判断出来ますね。
残念ながら未開封品の為、中身をご紹介することが出来ません。
この薬品に関する追加情報をお持ちの方は、
「コメント」または「メッセージを送る」から御教授下さい。
それでは、またのお越しを・・・
【室長日誌】
缶入りのものは比較的珍しいのではないでしょうか?
【旧コメント欄】
インターネットで「戦前の医薬品の広告」と検索するとデシチンと言う広告が出て来ます。
それを参考にして解説をしたら良いと思います。デシチン療法そのままです。
こちらはかなり前から当時の文献や資料等でこの物質を知っていましたが、
内容が難しくなるのでコメントしませんでした。
当時この成分を入れて製薬会社がデシチン軟膏を製造したのでしよう。
そして効能効果が優れているので当時の陸軍が採用した。
これからも新しいレトロな薬の更新作業を期待しています。
Posted by 移動野戦病院 at 2015年03月20日 21:54
【当資料室の注意事項】
●ご紹介する薬品に違法な物は含まれておりません(・・・多分)。
●記載されている情報はネットで軽く調べた程度のモノです。
●薬の年代特定に関しては『レトロな薬の年代特定法』を参照して下さい。
●「旧字体モノ」「右書きモノ」などの「〜モノ」は私が勝手に名付けただけです。
●「陸軍衛生材料廠」の品を「陸軍衛生材料」としていますが、私が勝手に呼んでるだけです。
●米帝の薬品類は『パイル二等兵の露営日記』にてご紹介致します。
Posted by パイル二等兵 at 12:00│Comments(0)
│陸軍衛生材料